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世界にまだない革新的な技術と製品で世界中の人々の健康に貢献する

 当社は、2006年に創業し、これまで世界になかった革新的な技術・製品で人々の健康に貢献することをビジョンに掲げ、画期的な食品の開発・製造から販売までを一貫して行うという事業を主力としています。

 この事業を始めたきっかけは、薬物療法に限界を感じたことにあります。1997年、私は調剤薬局事業を起こしました。わずか1店舗から始まった薬局も、2013年に代表を退く際には、全国110店舗にまで拡大していました。薬は、病気そのものを治すものではなく、あくまでも対症療法です。病気そのものにはたらきかけるには、食事、運動などの生活習慣を見直すことが重要になります。しかし、誰にとっても、生活習慣を変えることは容易ではありません。そこで、注目したのが、健康をサポートする食品でした。

 ちょうどその頃、予防医学を学ぶため、会社経営の傍ら東京大学医学部大学院に入ったのですが、そこで、カイコを実験動物として使い、医薬品や健康食品の開発を行っていることを知りました。「これだ!」と確信した私はすぐに共同研究を申込み、自身の資金で健康食品の開発に着手することになります。

 実は、カイコは基本的な体のつくりが人間と似ており、人間と同じ症状を発症し、同じ成分で治ります。また、実験動物としてマウスやラットなどの哺乳類を使うよりも数百分の一のコストで実験が行えます。つまり、数百倍の候補物質を試すことができます。私たちはこの測定方法を利用して、新しい健康成分の開発に取り組みました。アガリクスやメカブフコイダン、野菜など、何十種類もの候補を試した結果、ブロッコリーを加工した成分に大変高いパワーがあることがわかったのです。この成分は世界で初めて見つかった成分で、東京大学と共に『ブロリコ』と命名しました。

 次はいよいよ製品化です。しかし、製造できる工場がみつかりません。『ブロリコ』の抽出は特許技術を用いる大変複雑な方法で、特殊な機器も要するため、全国を探し回りましたが対応できる工場がなかったのです。それでもやはり『ブロリコ』を諦めることはできず、結果、自社工場を設立して一次抽出を行うことにしました。
ようやく製造・販売にこぎつけたのは2012年。開発を始めてから7年が経っていました。

 この時期は、私にとって大変苦しい時期でした。成分の開発期間が長期化し、かつ製造においても自社工場をつくらなければならない状況になり、調剤薬局会社を売却して得た資金が底をついてしまいました。家族に頭を下げて借金をし、それでも資金が足りずカード会社からお金を借りるということも経験しました。その時は本当に生きている心地がしませんでしたが、それでも『ブロリコ』で必ず多くの人を健康にできる、という信念のもと、なんとか苦しい時期を乗り越えました

 2017年には『ブロリコ』の販売が大きく伸び、販売開始から6年で100万個を販売することができました。現在は、日本のほかにも、韓国に国外拠点を増やし、世界中に『ブロリコ』をお届けしています。

 私たちが特許を取得している技術は、『ブロリコ』のみならず、様々な食品の機能を大幅に高められる可能性があると期待されています。今後も、当社が誇る技術力で、これまで世界になかったような革新的な成分・商品の開発を行い、世界中の人々の健康に対して最適なソリューションを提供できる会社でありたいと考えています。

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